LPガスについて
LPガスとは?
LPガスとはLiquefied Petroleum Gas(=液化石油ガス)の略称です。ブタンやプロパンなどを主成分としている液化された液化石油ガスで、安全のために特殊な臭いをつけてあります。一方、都市ガスはメタンなどを主成分とする天然ガスで、パイプラインのように配管を張り巡らせて供給されます。LPガスはボンベ・バルクを使用してご家庭に届けられ、発熱量が大きく、操作も簡単な使いやすいエネルギーです。
LPガスのメリット
- 火力が強い
- LPガスは、都市ガスの標準熱量に対して倍以上のカロリーをもっています。つまり、同じガス量を消費しても発生する熱量はLPガスの方が高く、早く効率的に調理できます。なた、火力が強いから食材の本来の味を引き出すことができるため、本格的なお料理で食卓をより楽しく演出することができます。
- 全国どこでも供給できる
- LPガスはパイプラインを必要としないため供給場所を選びません。しかも、全国すべて同じ規格で作られていますので、LPガス対応の器具であればすぐに使えます。
- 災害に強い
- 2007年7月16日に起きた「新潟県中越沖地震」を覚えていますか?当時、都市ガスは天災や事故により導管の一部が破壊され供給エリア一帯で使用が不可能になったのに対し、安全で持ち運びが便利なプロパンガスが大活躍。供給場所を選ばないLPガスの緊急対応エネルギーとしての実力が実証されました。
- きめ細かいサポートでLPガスは安全・安心
- LPガスは設置したらお客様にまかせるのではなく、安全対策も万全。スタッフの入念な点検作業・対策はもちろん、安全器具の性能向上やマイコンメーターの普及、導管の腐食、損傷防止を徹底して行っています。その結果、年々事故発生率が少なくなり、LPガスの事故件数は都市ガスを下回るようになりました。また、災害発生時の復旧対応が早いことから、最近ではLPガスの設備を導入する公共施設も増えています。
- 地球環境に優しい
- プロパンガスは燃焼後に排ガスに含まれる二酸化炭素の排出量が少なく、地球環境にやさしいクリーンなエネルギーです。